大きなイチモツをください

今日お休みだし天気も良いしせっかくだからドライブがてら地元以外の温泉に行くか(申し訳程度の大分県民要素)と思って福岡は朝倉の原鶴温泉に行ってきました。

泰泉閣という旅館の温泉に浸かりました。

旅館の前には筑後川が流れています。開放感があって気持ちが良かったです。

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遠くから見た時外観が古くてマジか…大丈夫かなここ…と思いましたが正面はかなりしっかりしていて、こういう旅館の日帰り温泉に一人で行くの初めてだったのでちょっと入るのに緊張してしまいました。館内もとてもキレイで趣があります。

日帰り入浴は800円で小さめのタオルとバッグ付き。今回入った男湯は中に温泉が2種類とサウナ、そして「かっぱの湯」と呼ばれる露天風呂がありました。入った時間帯が14時過ぎだったため自分以外にお客は殆どおらず、ほぼ貸切状態で楽しむことができました。

温泉のレビューなんてやったことないので上手く表現はできませんが、自宅の風呂ではいつもしゃぶしゃぶみたいなスピードで湯船にサッと身をくぐらせてはいい湯だった(ソムリエ)と即出る私も20分以上はゆっくり浸かることができたくらいには良かったです。

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上述したかっぱの湯に行ってみると、何かが書かれた石碑がそこにはありました。なんでもここ原鶴温泉には河童にまつわる伝説があるらしく、それについて記述がされていたわけです。とても興味深い話だったので、紹介させていただきます。

筑後川の一部を支配していたカッパの一人娘にポンポコという名の絶世の美女がいた。男勝りの彼女は年頃になっても男には興味を示さず、手下を率いていくさを続けてはその支配地を広げていた。一方カッパの九千坊は田主丸を中心に広い地域を支配していた。ポンポコの軍勢が九千坊の支配している流域まで来ると、その力は拮抗して一進一退が続き、長期に及ぶ消耗戦となった。ある日、ポンポコはスパイをしようと九千坊の領地に忍び込んだ。九千坊の姿を見かけて物陰に身を潜めていると、その男の大将は豪快に放尿を始めた。ポンポコはその九千坊の天をも突くかと怒張する逸物を見て女に目覚める。そして二人は結婚し、不毛な戦は終わって以後この地にはずっと平和が続いたのであった。戦で負傷した多数のカッパ兵士たちは、原鶴の地に湧く温泉に使ってその傷を癒し、以後この温泉は栄えたのである。

引用元(http://metatron.la.coocan.jp/zone-18/059bite.htm)

記述を読み終えた時、やっぱりイチモツかあ、と思いました。フルチンで思いました。粗末なものでスミマセンとも思いました。こういう展開Twitterやえっちな同人誌でめっちゃ見たなとも思いました。イチモツがでかいだけでこれからの人生得することもあるだろう、でも僕はそれを享受することがないんだなあと思いました。そらイチモツ大きかったら戦もやめちゃいますわな。当たり前ですわな。

木々の葉から雫が悲しげな音を立てて落ちる 
複雑な心境で泰泉閣をあとにしました。

原鶴温泉の近くに菜の花畑がありました。吸い込まれるような鮮やかな黄色、そして菜花の香りを楽しむうちに、あの名曲を思い出しました。ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワンだと。別にイチモツが大きくなくていいじゃない。イチモツの大きさも千差万別。みんな違ってみんないい。草葉の陰で金子みすゞ先生が微笑んでいるのを感じました。そんな中、僕の中の桜木建二が熱く語りかけます。

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改めて大きなイチモツが欲しいと感じました。

ペニペニ

ぼくのどぶろっくが泣いています。ごめんねだいじょうぶ おまえはわるくないんだよ